💡「検索1位なのに売れない」──そんな経験、ありませんか?
Growbitが副業ブログを始めた頃、目標は「検索順位で1位を取ること」でした。
実際に、ある記事が「●● おすすめ」で検索1位を獲得。 でも──
👉 成約ゼロ、クリックすらほとんど無し。
そこで気づいたのです。
「PV数や順位より、“中身の数字”を見ないと稼げない」
この記事では、Growbitが実際に直面した“上位表示でも売れない”失敗例と、 そこから見直した3つの指標について解説します!
① 滞在時間|“ちゃんと読まれているか”の核心指標
最初にチェックすべきは「滞在時間」でした。
🚨 失敗例:
- 検索1位記事の平均滞在時間 → 38秒
- 内容:見出しばかり、解決が薄い、広告先行
👉 すぐに離脱され、「読まれていない=売れない」状態。
✅ 改善策:
- 冒頭で悩みを言語化(読者と“同じ立場”を示す)
- スクロールしたくなる構成に(画像・改行・見出し)
- 導線は記事の中盤に自然に出現させる
改善後は、滞在時間が約103秒に。
📈 読まれる=信頼される=クリックされる、の流れが生まれました。
さらに、「滞在時間」はGoogleの検索評価にも影響しているとされており、 ユーザーの満足度を反映する重要な指標とされています。 実際、記事の滞在時間が2分以上になると、成約率も自然と伸びていく傾向が見られました。
② 直帰率|“記事の最後”まで読まれているか
直帰率とは「そのページを見てサイトを離れた割合」。 これが高い=その記事で読者の興味が終わった、ということ。
🔍 Growbitの改善前:直帰率 約70%
→ 読者は記事を読んで満足せず、「戻る」ボタンで去っていた
✅ 改善後の工夫:
- 記事末尾に「関連記事への誘導」
- CTAを“読者視点”に書き換え
- 吹き出しやQ&A形式で飽きさせない
結果、直帰率が44%まで改善し、他記事への回遊が発生。
👉 直帰率の低下は、サイト全体のSEOにも良い影響を与えました!
さらにGrowbitは、「記事の読後体験」にも注目しました。 記事の終わりに「次に読むべき記事」が提示されていると、 読者は“まだ学べることがある”と感じて、離脱を防げるのです。 こうした「流れの設計」は、直帰率を下げる最重要ポイントです。
③ CTR(クリック率)|リンクは“あるだけ”じゃダメだった
CTR(Click Through Rate)は「クリック率」= リンクやボタンが、どれだけ押されているか。
Growbitが初期にやっていたのは、
- リンクボタンだけポンと配置
- 「詳細はこちら」のみのCTA
- 前後の文脈が薄い
→ 結果:CTRは0.4%前後。ほぼ無反応。
✅ 改善策:
- 誘導前に「悩みと共感ポイント」を書く
- 「これを読んで気になった方はこちら」などの一言を加える
- 比較表やスクショで“押す理由”を明確に
改善後のCTRは最大1.3〜1.6%まで上昇。
📌 つまり「リンクは“何を書くか”とセット」で初めて意味を持つのです。
また、リンクの色やサイズ、配置もCTRに大きく影響します。 Growbitは「スマホでの視認性」を最優先に設計し、 スクロールで流れない位置にボタンを固定することで、押されやすさを高めました。
Growbitが見直した「成果が出る記事の型」
- 最初に“悩みの明確化”
- 解決策と共感ベースの本文
- 比較・体験・検討材料を提示
- 「今動く理由」と一緒にCTA(行動喚起)
この構成で書き直した記事は、実際にクリック数・滞在時間・収益すべてが上昇しました。
そして重要なのは「読者が“途中離脱しない”仕組み」を意識すること。
さらに、記事を“単体”ではなく“シリーズ”として捉えると、 内部リンクでCTRも直帰率も滞在時間も底上げできると感じました。 記事同士がつながっていれば、1記事で終わらせず、 読者を複数記事に回遊させられるようになるのです。
“数字を見ていなかった頃”のGrowbitが犯していたこと
- 検索順位がすべてだと思っていた
- PV数だけを見て記事の良し悪しを判断
- 「読まれ方」を気にせず、“書き終える”ことが目的になっていた
でも、ブログは“読まれて、信じられて、動かれて”初めて価値になる。 順位は「入口」でしかない──そう気づいてから、数字の見方が変わりました。
まとめ|“見るべき数字”が変わると、記事の書き方も変わる
- 検索順位やPVではなく、「読まれたか?」「行動されたか?」を見る
- 滞在時間・直帰率・CTRを意識するだけで、同じ記事が“稼ぐ記事”に変わる
- ブログの本当の価値は、データの中にある
💬 Growbitのアドバイス:
順位が高い=売れる、ではない。
大事なのは、「その記事が読者に何を起こしたか?」
数字を見る力がつくと、ブログが“資産”になる。